糖尿病治療

糖尿病治療の実態

食事療法

食事療法

まずは食事療法が基本の治療になります。日本糖尿病学会の食品交換表の使用法を指導します。
初回の栄養指導は約1~2時間。その後、受診の度に指導を繰り返します。

運動療法

運動療法

運動には短期的効果(運動をすると今の血糖が下がる)と、長期的効果(運動をする習慣をつけることで血糖の下がりやすい体になる)があります。
まずは、食後の運動で食後の血糖値急上昇を抑えることから始めましょう。

薬(血糖降下剤)

薬(血糖降下剤)

食事療法・運動療法で数ヶ月経過しても、血糖値が正常にならない時に限り使用します。

インスリン注射

インスリン注射

薬を使用してもよくならない場合や、病態によっては初診時からインスリン注射を行うことがあります。
インスリン使用で膵臓を休憩させてあげることで膵臓が元気を取り戻し、インスリンをやめることができた患者さまも多数おられます。

治療の自己中断は危険!!

治療の自己中断は、合併症悪化の最も大きな原因です。
当院では、患者さまがきちんと治療を継続できることを最優先に、患者さまのご都合に合わせて他院をご紹介する場合もあります。
未来の自分を守るため、まずはしっかりと定期通院を継続してください。

糖尿病の知識について

糖尿病治療の実施者は患者さまであるあなた自身なので、ご自身が病気の知識を持っておられることは必要不可欠であり、常に新しい知識を得ていただく必要があります。
最も重要な食事指導は、初回には1~2時間程度かけて行い、日本糖尿病学会の食品交換表の使用法を徹底的に指導します。
また、多くの患者さまには受診の度に1日分の食事献立表を提出してもらい、主治医が確認します。

糖尿病の知識について

糖尿病とうまく付き合うコツは「自分自身を管理する」ことです。

糖尿病とうまく付き合うには、食事療法そして運動療法がとても大事です。
怖い病気と思われがちですが、うまく付き合っていけば合併症の予防と普通の日常生活を両立できる病気です。
理想的な治療のために、患者さまが正しい知識を得られるようにお手伝いいたします。